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「埋もれた銅鐸」
著作者:森秀人
発行者:紀伊国屋書店
1970年3月31日第1刷
定価 300円
宅内で紛失していた本が、他の本を探していた時に見つかった(笑
この書物のタイトルに、「埋もれた銅鐸」と銅鐸が強調されているが、
さして詳しく考察しているわけではない。
オビのコピーも、
「銅鐸、古墳、神話等の考察を通して、
古代天皇制の特異な成立過程を民衆の視座から究明」
となっているように、材料の一つというところです。
この本のなかで、いちゃもんを一つ。(-"-)
P104から始まる
第8章 山岳の司霊者
P107
3 役の行者
このあたりは、よくある役の行者のお話
大きく否定をするようなことはしませんが、
これは許せんという部分は
P111
>国家の高官中にも、小角の信奉者が、たくさんいた。
>そのなかに従五位下の韓国連という高い地位にある広足も、
>門弟としてあったが、この広足は、小角とどんな不和があったか分からないが、
>「続紀」によれば、広足が小角の呪法の能力を嫉妬して、そのために
>讒訴して、文武三年の三月に、小角は伊豆の島に遠流された。
「続紀」を出してきているのなら、続日本紀を間違いなく参照しているということ
なのに、意味を勝手に解釈して、誤訳したうえに、誤解もしている。
なんとも、これだけで、私の中では、森さんの信用ががた落ちだ。
文武三年(699)に韓国連広足は、従五位下にはなっていない。
年齢的に考えても20歳もいっていないまだ青年、いや少年の可能性もある。
そんな子供の讒訴が当時の朝廷を動かせるか!ってこと。
http://doutakupegira.black.coocan.jp/?m=listthread&t_id=105&summary=on
本すべてを、どうこう言うことはありません。
おもしろい視点で見ているところが多く、
古いんだけど(書物的には)新しい発見(私的に)が多々。
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