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日中対立より激化する中国内対立

 投稿者:管理人  投稿日:2015年 7月21日(火)06時50分41秒
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  日中対立より激化する中国内対立


児玉克哉 | 三重大学副学長・教授

2015年1月3日 7時53分

http://bylines.news.yahoo.co.jp/kodamakatsuya/20150103-00041985/


中国は今、大きな岐路に立っています。国内での権力闘争がどのような終末を迎えるのか。中途半端はありえない。経済の今後とも大きく関わる要素です。

令計画・共産党中央統一戦線工作部長は「重大な規律違反」として調査を受けており、解任されたと伝えられています。衝撃のニュースです。令氏は、胡錦涛元主席の側近中の側近として知られています。共産党のエリート養成機関・共産主義青年団出身でもあり、将来を約束された人でもありました。この令氏を習近平国家主席は摘発したのです。

中国共産党の幹部は特権的地位に有るという不文律は今、大きく崩壊しようとしています。かつて政治局常務委員を努めた周永康氏の党籍剥奪と逮捕もありました。確かに中国では、これまでにも権力者の失脚は、文化大革命や第二次天安門事件ではありました。また中国は大きな転換期を迎えています、

習近平国家主席のこの賭けは成功するのかどうか、に注目は集まります。胡錦涛前国家主席も胡錦涛グループを作り、特に共産主義青年団では息のかかった有望な人材がいます。令氏もその一人でした。令氏の失脚を図ることはこの意味でも習近平氏にとっては意味のあるものであったのでしょう。他の胡錦涛派のメンバーに、こちらにつくのか、敵対するのかを問いかけているのでしょう。問題は、習近平主席側が勝つのか、胡錦涛元主席側が勝つのか。中国政治は、日本問題なんかどうでもいい、国内権力争いの様相を帯びてきました。

この権力争いで、重要なカギを握るのは中国経済の低迷です。今、驚くほどの中国の経済発展の低下があります。習近平氏のこの権力闘争も、経済の破綻の責任をどこに求めるか、という要素もあります。汚職にまみれた政治と経済の関係を過去の権力者にかぶせ、新たな社会・政治・経済体制を構築しようという意図があるのでしょう。危険ですが、大胆な賭けです。確かにこういう手を打たなければ、中国の社会・政治体制を変革することはできません。徹底した反日の姿勢も中国の政権の「義」を示すためにも必要だったのでしょう。

私は、この賭けは非常に危険な賭けであり、習近平主席側が敗北する可能性が高いと考えています。現在、有望な50歳代の将来のリーダーを胡錦涛元主席は育ててきました。自らの身が危なくなったと言って習近平派にすぐに寝返るとも思えません。まだ胡錦涛前主席は生きているのです。ただ、習近平主席は権力を握っていることは確かであり、壮絶な権力闘争がここ2~3年の間に行われる可能性が高いのです。習近平主席側も無傷であることはありえず、大きな傷を負うでしょう。これは日中関係にも大きく影響します。

中国内での権力闘争が激化する中で、日本との関係も重要になります。これは習近平主席側にも胡錦涛前主席側にもいえること。私は、結果として、日中関係が改善することが重要だと考えています。政治は生きています。一刻一刻と変貌するのです。より良い関係の改善のために、良いことをしていくこと。これが未来に繋がります。
児玉克哉


三重大学副学長・教授

三重大学副学長・人文学部教授。専門は地域社会学、市民社会論、国際社会論、マーケティング調査など。公開討論会を勧めるリンカーン・フォーラム事務局長を務め、開かれた政治文化の形成に努力している。「ヒロシマ・ナガサキプロセス」や「志産志消」などを提案し、行動する研究者として活動をしている。2012年にインドの非暴力国際平和協会より非暴力国際平和賞を受賞。
 
 
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