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「日本軍を撃破する」という中国軍の新たな使命

 投稿者:管理人  投稿日:2014年 3月 1日(土)18時22分31秒
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  「中国軍が対日戦争準備」情報の真偽は?


足並み揃わない最前線とペンタゴン


2014.02.27(木) 北村 淳

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/40043?fb_action_ids=10200790104875183&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map={%2210200790104875183%22%3A1468679950022325}&action_type_map={%2210200790104875183%22%3A%22og.likes%22}&action_ref_map=[]




2月中旬にアメリカ海軍協会主催の「WEST-2014」がサンディエゴで開催され、多数の軍関係者、研究者、防衛産業関係者それに政府関係者などが集まった。

 このコンファレンスでの対中国海軍に関する公開フォーラムでは、アメリカ海軍作戦部長次席補佐官(ワシントンDC)のフォッゴ海軍少将、太平洋艦隊司令部(ホノルル)諜報情報作戦部長のファネル海軍大佐、第7艦隊司令部(横須賀)のアダムス海軍大佐などが状況分析を披露した。

 なかでもファネル大佐による中国海軍の危険性に関するスピーチは、軍事関係者だけでなく一般メディアにも強い関心を呼び起こしている。



「日本軍を撃破する」という中国軍の新たな使命

 ファネル大佐は、対中国海軍作戦で矢面に立つアメリカ海軍太平洋艦隊司令部(ホノルル)で情報収集・分析の責任者を務める。


訓練中の中国海軍揚陸艦(写真:中国海軍)



 WEST-2014の公開フォーラムでファネル大佐は、近年の中国海軍の訓練や、中国海軍と他軍種との合同訓練の分析、東シナ海や南シナ海での中国海軍による好戦的な様々な行動の状況、それに東シナ海上空への防空識別圏(ADIZ)の設定などをはじめとする国際慣行を無視した中国の海洋政策などの具体例を示しながら、「昨今の中国海軍をはじめとする中国軍の訓練は、対日“短期激烈戦争”の準備を進めていると判断せざるを得ない」という趣旨の情報分析を披露した。


 ファネル大佐は、1991年以来対中軍事分析に携わるベテラン海軍情報将校であり、スタンフォード大学フーバー研究所での研究員を務めた経験もあり、2006年から2008年にかけてはアメリカ海軍情報部で中国担当先任将校も歴任した。現在は、中国海軍と常に直面している太平洋艦隊司令部で対中軍事情報を分析している、まさにアメリカ海軍きっての中国海軍通の将校と言える。

 そのファネル大佐によると、とりわけ2013年後半以降に実施された中国海軍の訓練は、極めて臨場感の強い海洋戦闘訓練であった。水陸両用戦訓練を含んだそのような実戦的訓練は、中国軍の伝統的任務である台湾侵攻に対する準備を凌駕するものである。すなわち、中国海軍ならびに中国軍には「台湾奪還のための侵攻作戦」という従来の任務に加えて、「東シナ海地域に存在する日本軍を撃破する」という新たな使命が加わったと解釈すべきである。この対日“短期激烈戦争”には、学者たちが指摘しているように(拙著『尖閣を守れない自衛隊』宝島社新書、参照)、場合によっては尖閣諸島や先島諸島を制圧するための軍事作戦も含まれるという。



<h4>
米海軍首脳フォッゴ提督の見解</h4>




 公開フォーラムでファネル大佐に引き続き登壇したフォッゴ海軍少将は、米海軍首脳と中国海軍首脳の間の最近における良好な関係構築の進展を指摘し た(実際に2014年にホノルルを中心にアメリカ海軍が主催して開催される大規模多国籍軍訓練「RIMPAC-2014」には、中国海軍が初めて参加する ことになっている)。







 フォッゴ海軍少将によると、中国軍首脳は、アメリカ軍が打ち出している“Air-Sea battle”構想を警戒しており、アメリカ軍と中国軍の信頼関係強化に積極的である。そして、アメリカ軍はあくまでも2013年にカリフォルニアで実施 されたオバマ・習会談で合意された「緊密なる米中軍事協力関係の構築」という政策の実現を希求する。アメリカ軍と中国軍にとっての喫緊の課題は、米中両軍 相互の軍事的判断ミスを避けるための行動規範や行動準則を確立することである、と主張した(フォッゴ少将はファネル大佐の分析には直接言及しなかった)。





<h4>
ファネル大佐と異なる陸軍参謀総長の見解</h4>




 このコンフェレンスの直後に北京を訪問して、中国人民解放軍首脳たちと会談したアメリカ陸軍参謀総長のオディエルノ大将は、アメリカ陸軍と中国人民解放軍がより親密な交流を進めるための率直で腹を割った重要な話し合いをした、との感想を報道陣に述べている。







 オディエルノ大将は「我々にとっては関与、対話、相互理解、そして何よりも 両国軍隊間の信頼関係を構築していかなければならないことを強調することが極めて重要である」と述べ、ファーゴ提督同様にオバマ政権が打ち出している中国軍との良好な関係構築路線を強調した。







 ファネル大佐の情勢分析に関しては、「私が(中国訪問中に)見聞したところ、(ファネル大佐が指摘しているような)状況は全く存在していないよう だった」と述べ、「ヘーゲル国防長官が4月に中国を訪問することによって、より一層アメリカ軍と中国軍の良好な関係は強化されるであろう」と語った。




<h4>
中国軍との「密接な関係」を望むペンタゴン</h4>




 さらに、多くの一般メディアでもファネル大佐の分析、とりわけ“短期激烈”対日戦争というキーワードが取り沙汰されるに至ったため、ペンタゴンでもこの状況分析に対する見解を公にせざるを得なくなった。







 ペンタゴンのトップスポークスマンであるペンタゴン報道官カービー海軍少将は、ファネル海軍大佐が中国軍情勢に関する分析を公のフォーラムで語ったことの妥当性についての言及は避けたが、ペンタゴンとしては中国軍との密接な関係を望んでいると明言した。







 また、「ファネル大佐のスピーチは、実はアメリカ海軍による“trial balloon”(世論の反応を見るためにリークする情報)ではなかったのか?」という記者からの質問に対しては、ファネル大佐が公にした情勢分析は決し て“trial balloon”のようなものではなく、あくまでも大佐自身の個人的見解である、という立場を示した。







 そして、ヘーゲル国防長官が繰り返し述べているように、「中国の平和的な発展繁栄は、東アジア地域にとってのみならず、世界にとっても好ましい」というオバマ政権、そしてペンタゴンの公式対中姿勢を強調した。






<h4>
誰が“イジメっ子”の胸を指で突くのか?</h4>




 このように、中国海軍に関するエキスパートである太平洋艦隊のベテラン海軍情報将校の情勢分析は、ペンタゴンのアメリカ軍首脳の対中認識と極めて 鋭く対立している(筆者の知る限り、“前線”である太平洋艦隊や太平洋海兵隊での“雰囲気”は、必ずしもペンタゴンと一致しているとは言えない)。







 そして、アメリカ軍をコントロールしているのはあくまでオバマ政権であり、その政権はホノルルの太平洋艦隊ではなくペンタゴンの情勢認識とアドバイスに基づいて対中政策を決定することになる。







 WEST-2014の数週間前に、筆者がファネル大佐をはじめとする海軍将校たちや海兵隊将校たちと話し合った際、面白い喩え話を聞いた。







 ある小学校のクラスには人一倍体が大きなイジメっ子がおり、弱虫をつかまえては無理難題をふっかけていた。腕っぷしが強そうなイジメっ子とのトラブルに巻き込まれたくないのでクラスでは見て見ぬふりをしていた。図に乗ったイジメっ子はますます横暴になってしまった。







 あるとき、1人の少年が勇気を出して弱虫の前に立ちはだかり、イジメっ子の胸を指で突いて「やめろ」と言った。これまで、誰の抵抗も受けたことがなかったイジメっ子はこの少年の気迫にたじろいで、それ以降は暴れ者ではなくなった・・・。







 現在の中国を巡る状況はまさにこのようなものだ。







 第一線ベテラン情報将校の中国海軍に関する率直な情勢分析を、アメリカ海軍首脳部もペンタゴン首脳部もやっきになって葬り去ろうとしている。その 状況では、アメリカが「傍若無人になりつつある中国」の胸を指で突いてストップをかける勇気ある行動に出ると期待する方がとても無理というものである(少 なくともオバマ政権下では)。







 それでは、誰が“勇気ある少年”になるべきなのか? 答えは簡単であると筆者は考える。



上写真
訓練中の中国海軍揚陸艦(写真:中国海軍)


下写真
アメリカ海軍協会のオンラインニュース「USNI News」にはこの地図のような説明付きでファネル大佐の発言内容が紹介されたため、たちまち多数の全国紙やTVニュースをはじめとする一般メディアが関心を示した。

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