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着々と進む人民解放軍の「尖閣奪取」準備

 投稿者:管理人  投稿日:2014年 3月 1日(土)19時40分9秒
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  http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35655?page=9


着々と進む人民解放軍の「尖閣奪取」準備

 これまで主に、「中南海の権力闘争」という立場から尖閣問題を見てきたが、次に、昨年夏以降、中国人民解放軍はどう動いたのかという検証を行ってみたい。

 8月12日、14人の香港の活動家らを載せた船「啓豊2号」が香港を出港し、8月15日夕刻、尖閣諸島の魚釣島に接近した。そして海上保安庁の巡視船を振り切って、7人が魚釣島に上陸。「啓豊2号」に残った者も含めて、14人全員が逮捕された。その後、17日に14人を不起訴のまま強制送還処分とし、全員が香港へ戻ったのだった。

 私の同僚記者が、あるルートを通じて、この時、日本の当局が作成した捜査報告書の内容を入手した。同報告書は、その逮捕時の模様を、次のように記していた。

〈8月15日17時35分頃、7名の香港人が魚釣島に上陸を果たした。その直前、活動家らは、海上保安庁の巡視船にブロック片などを投石し、竹竿や旗竿で威嚇。挙げ句、「啓豊2号」で体当たりして日本側を牽制した。

 海岸線には沖縄県警の警察官や海上保安官ら約40名が待機していたことから、上陸した7人のうち、香港『フェニックス・テレビ』の記者とカメラマンは「啓豊2号」に戻り、撮影に専念した。

 その際、残りの5人の活動家のうち一人だけ、巡視船に投石もせず、上陸するや周囲を調査しはじめた男がいた。

 活動家らが身柄を拘束され、那覇港に接岸された巡視船から沖縄県警に引致される際にも、他の4人の活動家は広東語で「釣魚島(尖閣諸島)は中国の領土だ!」などと大声を張り上げていた。だがこの男だけは、沈黙を保ったまま引致された〉

 尖閣諸島に上陸した5人の活動家を入国管理法違反で取り調べた沖縄県警は、5人が本人証明をするパスポートなどを所持していなかったため、5人の氏名、年齢、住所、職業などを尋問した。

 その際、その「沈黙の男」は、次のように供述したという。

 氏名:盧松昌
 年齢:60歳
 住所:香港・・・(省略)
 職業:専門学校講師


 同報告書は、次のように記す。

〈5人が供述した内容に関して、香港において照合作業を行った。その結果、4人についてはすべて供述通りであることが判明した。だが、盧松昌という人物は実在せず、職業も偽装であることが判明した。

 この人物についてさらに捜査を進めると、中国人民解放軍の諜報機関に長年所属していた対日諜報員である可能性が高いことが判明した〉

 同報告書には、さらにその後の「啓豊2号」についての記述もある。

〈8月17日21時25分に石垣港を出港した「啓豊2号」は、日本国領海を出域すると、18日7時11分に、中国国家海洋局所属の「海藍46」「海藍50」の2隻が接触した。両船から水や食糧が供給され、合わせて船上で国家海洋局その他への報告が行われた模様だ〉

「国家海洋局その他」というのは、国家海洋局の監視船に、中国海軍の軍人が同乗することは日常茶飯事なので、中国海軍の意である。つまり、この時の香港の活動家上陸は、中国軍の有形無形の「後押し」を受けていたと思われるのである。そもそも、この時の上陸活動にかかったはずの多額の資金源も明らかにされていない。

 私は、この時「啓豊2号」に同乗取材した香港『フェニックス・テレビ』の蔣暁峰記者に電話をかけ、盧松昌なる男について確認した。すると蔣記者は、次のように答えた。

「盧松昌は、自分は香港の専門学校で撮影技術を教えていて、抗議船に乗ったのは今回が初めてだと言っていた。だが彼は船内で一人だけ押し黙っていて、私も彼とだけはほとんど話しておらず、具体的な人物像は不明だ。香港人の広東語を話していたので、香港人か、もしくは香港生活が長い中国人だと思う」


 この件の日本側の捜査関係者は、次のように推測する。

「中国軍は、現地の波や岸辺の様子から、上陸する際の状況まで、来る人民解放軍による"占領"へ向けたプロによる視察がどうしても必要だと判断したのでしょう。ところが、日本が尖閣諸島を国有化してしまうと、その後の上陸は不可能になります。

 そのため、表面上は民間の香港人による『抗議の上陸』と見せかけて、人民解放軍による『調査の上陸』を行ったというわけです。そんな中国軍が送り込んだ諜報員を、野田政権はまんまと帰してしまったのだから、外交オンチもいいところです」


『対中戦略 無益な戦争を回避するために』(近藤大介=著)
45~61ページより抜粋
 
 
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